◆2010/10/09 収穫の秋! 田んぼふれあい制度「稲刈り体験」

和仁農園で行っている取組みのひとつとして、
「田んぼふれあい制度」があります。
これは、会員になっていただくと、田植えや収穫などの
米作りの農作業イベントに優先的に参加でき、
ご自身が農作業に参加した田んぼのお米の所有権が得られる、
和仁農園独自の会員制度です。

10月9日、田んぼふれあい制度の会員の皆さんとともに、
稲刈り体験「収穫祭」を行いました。
当日はあいにくの雨でしたが、小さなお子さんから年配の方まで、
たくさんの会員さんが来園してくださいました。

春に田植えを行った田んぼは、黄金色に色づき、
稲穂が頭を垂れています。
まずは、鎌を使って手で稲を刈っていく作業からスタート。

左手で稲穂の束を掴み、右手の鎌を引くようにして刈っていきます。
当園スタッフの指導を聞いた後、さっそくみんなで取り掛かりました。
最初は覚束ない手つきで、恐る恐る鎌を使っていた子どもたちも、
手際良く稲穂を刈っていきます。

1時間ほどで、稲穂はキレイに刈り取られ、作業は終了。
参加者の皆さんは、刈り取った稲穂を抱えて、
うれしそうな笑顔を見せてくれました。

稲刈り体験の後は、刈り取られた田んぼの土を
トラクターで耕す作業にもチャレンジ。
初めて乗るトラクターは、なかなかまっすぐ運転できませんが、
当園のスタッフにサポートされながら、トラクター試乗を行いました。

その後は、新米を使ったお昼ご飯をみんなでいただきました。
炊きたてのご飯はツヤツヤで、よい香りがします。
お惣菜は、和仁農園で採れた野菜を使った煮物やサラダ、キノコ汁など。
シンプルなおかずだからこそ、新米のおいしさを引きてます。

「本当においしいですね!」
参加してくださった方から、感嘆の声が上がりました。

お昼からは、刈り取った稲を脱穀する体験を行いました。
今は、脱穀作業は機械で行うのが通常ですが、
昔の「稲こき」を体験していただこうと、
「千歯」という農具を使って、稲穂からモミを取る作業を
順番に体験していただきました。

「千歯」とは、櫛の目のような鉄の器具で、
その隙間に稲を通し、引き抜くことでモミが稲穂から離れ、
下に落ちる仕組みの農具です。
ひと束ひと束、千歯に稲を通し、ていねいに作業を行っていきます。
「昔の農家の人は大変だったんですね!」
そんな感想を言ってくださる参加者さんもいらっしゃいました。

春からスタートした、今期の田んぼふれあい制度。
水田を耕すところから始まり、田植え、そして秋の収穫。
季節を通して、米の育成に立ち会っていただき、
今日の収穫祭を迎えました。

「田んぼふれあい制度」を実施するにいたったのは、
農業を通したさまざまな取組みを通して、地域と都市部を橋渡しし、
双方のコミュニケーションを活発にしたい、と
考えたことがきっかけでした。

都市部の方に、「土に親しみ、実りを感じ、自然を体感する」
そういった機会を作りたいと取り組んできましたが、
参加してくださった皆さんの充実した笑顔を見ることができ、
この取組みが意義あるものであったことを実感しています。

この「田んぼふれあい制度」は、
今後も、さまざまな企画やアイデアを盛り込んで、
さらなる発展をしていく予定でいます。
皆さんのご参加を、心よりお待ちしています。

くわしくは、こちらをごらんください。
→田んぼふれあい制度とは

■関連するページ:  お知らせ 田んぼふれあい制度